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来年6月に「アジアエスペラント大会」

モンゴルセンターも開催準備に協力

新たな関心集め入門講座も開始

人類愛善会モンゴルセンターの新しい駐在として吾郷孝志氏(エスペラント普及会事務局長)が、今年1月から赴任した。

吾郷駐在
吾郷孝志人類愛善会モンゴルセンター駐在

吾郷駐在は、来年6月にモンゴルで開催予定の第6回「アジアエスペラント大会」に向け、センタースタッフととともに、モンゴルのエスペラント運動の活性化を中心に、世界連邦運動、児童支援活動などを推進する。
 モンゴルにおけるエスペラント運動の歴史は古く、その始まりは80年余り前にさかのぼる。旧社会主義時代に活動が盛んな時期もあった。現在はソ連崩壊後、モンゴルが自由主義体制を敷いた92年に結成された「モンゴルエスペラント会」に30人ほどが所属して活動しているが、本格的な国際大会の開催は今回が初めてとなる。
 このため、日本、韓国のエスペラント界がモンゴルエスペラント界を後押しする形で開催準備を進めている。モンゴルセンターの活動として吾郷駐在員、愛善会員でモンゴルエスペラント会副会長のエンヘ・チメドュスチュレン氏を中心に、開催準備に協力していくことになった。
 なお、エンヘ氏は第6回アジアエスペラント大会の現地組織委員会(LKK)会長を務める。

エス語教室
モンゴルセンターを会場に、エスペラント入門講座を毎週2回、午後3時から開催。現在の受講者はオユンナさんとお嬢さんのデゥルゴンさんの2人。オユンナさんは昨年6月の「第2回モンゴルエスペラント大会」に参加して、エスペラントに興味を持ち、親子で学習することに。デゥルゴンさんは、これまで学校でロシア語、英語を学び、今春からは日本語の学習にも挑戦するという。講座の中で、ロシア語や英語に似たエスペラントの単語が出てくると、その度に「面白いですね!」とはしゃぐ姿は、日本では得られない反応で、指導する側も興味津々

 吾郷駐在員はさっそく1月末からエスペラント入門講座を開設。モンゴルセンター事務所と自宅アパートを会場に開催し、現在計4人が学んでいる。

 力強い協力者

また、協力者の人脈作りも進めている。1月30日には国立人文科学大学モンゴル言語政策アカデミー会長のセギーマ・チョイドン博士と面談。第6回アジアエスペラント大会への協力を要請した。 
 同博士はモンゴル政府の言語政策に関連する学問的基礎を構築する責任者で、その研究成果は年次ごとに大統領、首相に直接報告される。
 博士は1960年代にエスペラントを学習。07年に横浜市で開かれた世界エスペラント大会の関連行事「新渡戸シンポジウム」には国を代表して参加した。

 吾郷駐在員の要請に対しチョイドン博士からは、「モンゴルエスペラント会の側の準備が整えば、人文科学大学生対象にエスペラント講座を開催しても構いません」との好意的な返事があり、今後の大きな展開が期待されている。

学習者
昨年の人類愛善会モンゴル訪問団でもお世話になった、日本語通訳のアザさん(右)とオユンカさんは、日本語で書かれた教材でエスペラント学習を始めた
チョイドン博士
国立人文科学大学モンゴル言語政策アカデミー会長のセギーマ・チョイドン博士(右)とモンゴルエスペラント会副会長で人類愛善会員のエンヘさん。シルクロードやモンゴル帝国の時代から、他民族と接してきた伝統があるためか、モンゴル人の外国語習得能力は高い。また外国語教育のレベルも高い
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