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独自の日本文化を踏まえた貢献を

第29回世界連邦日本大会 札幌2010

稲垣裕彦人類愛善会副会長がパネルディスカッションで主張

10月22日13時から札幌サンプラザコンサートホテルを会場に世界連邦実現国会決議5周年記念「第29回世界連邦日本大会 札幌2010 世界連邦の実現〜日本の役割を考える〜」が開催された。

まず始めにアトラクションとして、北海道師範学校関連学校同窓伝統の精神歌「純剛歌」が有志によって披露され、引き続き、アイヌ舞踏としてムックリやトンコリの演奏などが行われた。

13時半過ぎからは開会行事が行われ、荻野忠則大会実行委員長が挨拶。稲垣裕彦人類愛善会副会長が世界連邦日本宗教委員会の代表として、平和祈念黙祷で祈りの言葉を述べ、黙祷を司式した。

その後、元内閣総理大臣の海部俊樹世界連邦運動協会会長が大会長として挨拶。自身が世界連邦運動協会の会長を引き受けることになった経緯などを話した。

力強くあいさつする海部俊樹世界連邦運動協会会長
海部

引き続き、高橋はるみ北海道知事、上田文雄札幌市長の祝辞が代読され、来賓の紹介・祝電の披露が行われた。

太田雄三教授
太田

14時過ぎからは「カナダから送る世界連邦運動への応援歌」と題して、太田雄三カナダマッギル大学教授が基調講演を行った。教授は世界連邦運動の歴史や思想を紹介。リーヴスやアインシュタイン、尾崎行雄や加藤周一といった人物も取り上げられた。

休憩後、パネルディスカッション「世界連邦の実現 日本の役割を考える」が行われ、日色無人世界連邦・北海道副代表がコーディネーターを、日下部禧代子世界連邦運動協会副会長、塩浜修世界連邦日本国会委員会事務局長、稲垣裕彦人類愛善会副会長、島強富良野市世界連邦宣言を進める会会長の4人がパネリストを務めた。

日下部禧代子世界連邦運動協会副会長は、オバマ大統領のプラハ演説を機に、世界連邦運動の意義がかつてないほど重みを増していることを指摘。塩浜修世界連邦日本国会委員会事務局長は国際刑事裁判所ができたことなどを挙げ、世界連邦が実現しつつあると訴えた。

稲垣裕彦人類愛善会副会長はこれまで大本・人類愛善会が行ってきた世界連邦運動に関わる宗教協力を紹介し、無形の障壁を取り除くために「和」を尊ぶ日本文化の精髄ともいうべき日本の宗教とその宗教協力の特色を、宗教者として今後も世界連邦運動の中で発揮していきたいと述べた。なお、後ほど、平成14年にロンドンで開催された第24回世界連邦世界大会で採択された「世界連邦主義者はノン・ナショナル・ランゲージ(無国籍言語)、エスペラントを学ぶ」という決議文についても触れた。

パネルディスカッションで発言する稲垣裕彦人類愛善会副会長
稲垣

最後に島強富良野市世界連邦宣言を進める会会長は本年9月17日に富良野市議会が「世界連邦平和都市宣言」として決議した世界平和・非核平和都市宣言採択の経緯について述べた。

パネルディスカッション後、「アジアおよび世界に法治共同体を築いていくための運動に、不退転の決意を持って引き続き取り組んで」いく旨を明記した第29回世界連邦日本大会宣言文が採択され、閉会した。

17時からは会場を札幌サンプラザ2階に移してレセプションが開かれた。

なお、今回の参加者は約150人。来年の日本大会は東京で行われる予定。

アイヌの伝統楽器トンコリの演奏
アイヌ

 

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