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「中東和平プロジェクトin 綾部」に協力

7年ぶりに再び綾部で開催

イスラエル・パレスチナの平和を願って交流

中東和平プロジェクト綾部市実行委員会主催「中東和平プロジェクトin綾部」(後援 外務省)が7月23日(金)から27日(火)まで開催された。このプロジェクトは平成15年に初めて綾部市で実施され、その後も世界連邦宣言自治体全国協議会の補助事業として、岡山市、徳島市、亀岡市、小金井市、金沢市へと引き継がれてきた。今年は、7年ぶりに中東和平プロジェクト発祥の地である綾部市を主な会場として開催された。

綾部市役所で書道体験(24日)
書道
 

このプロジェクトでは、イスラエルとパレスチナの紛争等で肉親を亡くし、心に傷を負った子供たちを日本に招き、ホームスティや市民との交流を体験することで、お互いを理解し、平和の大切さを体験してもらうことを目的としており、今回はイスラエルの高校生5人・引率者1人、パレスチナの高校生5人・引率者1人の計12人が参加。

浴衣を着て水無月平和祈願祭へ(24日)
着物

一行は21日関西空港着。22日、梅松苑の松香館で開催された歓迎会に出席。23日、梅松苑内を散策後、日本語講座を受講。昼食後は出口紅人類愛善会総裁と面会。その後、藍染の実習を体験した。午後5時から駐日イスラエル大使のニシムベンシトリット氏や駐日パレスチナ常駐総代表部代理大使のイヤッド・ヒンディ氏ら多数の来賓も臨席した歓迎集会で市民ら約350人の歓迎を受けた後、イスラエル側一人、パレスチナ側一人でペアになりホームスティを体験(2泊3日)。

24日、午前中をホストファミリーと過ごした子供たちは午後2時、市内見学のため天文館に集合。見学の後、綾部市役所へ。市役所で書道体験と、浴衣の着付けを行った。午後5時半からは水無月平和祈願祭に参加。6時半からは綾部FMラジオ局「いかる」に代表者が出演。

25日にはホテル綾部で綾部太鼓を通じて綾部高等学校の生徒と交流し、紫水ヶ丘で記念植樹。ホテル綾部での昼食会後、引き続き中東和平プロジェクトin綾部市民大会が午後1時半から行われ、前回の同プロジェクトの際に作られたシャローム&サラームを参加者全員で合唱。平和アピールも行われた。

中東和平プロジェクトin 綾部・市民大会の様子(25日)
平和アピール

なお、市民大会の席上、山崎善也綾部市長は「…我が国初の世界連邦都市宣言から60周年を迎える綾部市で、子どもたち10人を迎え再び開催することができました。…本日ご参会の皆様の励ましを胸に、我らが将来の和平のリーダーとなり、私達のささやかな行動(一滴の水)が世界平和の実現(大河)に結びつくことを願ってやみません」と挨拶。

市民大会後は記者会見が行われた。イスラエル側のネタネル・ゾニック・ゴラン君(15歳)は、「日本に来る前に平和は不可能だと思っていたが、2日間で仲良くなり平和は可能と思うようになった」、パレスチナ側のララ・アルナセルさん(19歳)は、「この体験(イスラエルの友人と知り合えて理解し始めたこと)をパレスチナの友人に話し手も、多分分かってもらえないことだろう。でも現実にイスラエルの友達と仲良くなれた事実は伝えたい」とそれぞれ述べた。

その後、一行は京都市へ移動、26日午前は金閣寺を見学。続いて、清水寺で森清範貫主と面会。森貫主は「慈心相向」の平和の書を揮毫・贈呈された。一行は続いて大阪市へ移動し、市内見学。27日に離日した。

森清範清水寺貫主(前列右)と。前列左は山崎善也綾部市長(26日)
清水寺で

綾部市長の市民大会での挨拶の通り、一滴の水が大河に結びつくよう願ってやまない。なお、この記事執筆に関しては実際にこのプロジェクトに参加した人類愛善会神戸協議会の田渕八州雄氏の報告を元に作成。写真はBill Roberts氏が撮影したものを使用した。更に詳しい報告と写真を見たい方は http://www.facebook.com/pages/Middle-East-Peace-Project-in-Ayabe/147645658586106 (※英語)にアクセスして下さい。

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