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モンゴルの世界連邦都市宣言第1号が誕生

6月9日 国家宣言を最終目標に運動始まる

喜びにわくウブルハンガイ県グチンウス村
テープカット
「世界連邦都市宣言自治体第1号」を記した「平和の塔」の除幕式でテープカットする、(左から)吾郷孝志人類愛善会モンゴル駐在員、バトツェレグ人類愛善会モンゴルセンター副会長、ツェデンダンバ同会長、ダンザン村長、ウンダラフバヤル村民代表会会長、ダワー元村長
 人類愛善会が再発足60周年を迎えた6月9日、モンゴル国のウブルハンガイ県グチンウス村(ネルグイ・ダンザン村長)が、同国初の「世界連邦都市」を宣言。その宣言を祝い今後の世界連邦運動の拡大を目指す行事と式典を盛大に開催した。人類愛善会モンゴルセンターは、地方の小さな自治体から世界連邦都市宣言を拡大させ、首都ウランバートルの宣言、最終的には世界に先駆けて「世界連邦国家宣言」を実現させる計画だ。グチンウス村の大地から力強い運動がスタートした。
グチンウス村遠景 グチンウス村遠景。同村は首都ウランバートルから南西約500キロの、ゴビ砂漠に近い地域に位置する。草原は夏を迎えつつあった
推進会議
世界連邦都市宣言モンゴル国第1号自治体推進大会。あいさつするダンザン村長
聴衆
推進大会には400人の村民が参加した
軍楽隊
はるばるウランバートルからモンゴル軍軍楽隊が駆けつけ2日間にわたる行事を音楽で盛り上げた

都市宣言自治体推進大会
 グチンウス村は住民460世帯の大半が遊牧民という小さな村。ツェデンダンバ・モンゴルセンター会長の出身地である。また、大関・日馬富士関のお母さんの出身地でもある。
 世界連邦都市宣言に先立ち、前日の8日午後7時半から、同村文化会館を会場に「世界連邦都市宣言モンゴル国第1号自治体推進大会」が開かれ、村民400人が参集した。
 大会では、ツェデンダンバ会長が「世界平和とモンゴル国」のテーマで、バトツェレグ副会長が「世界連邦運動と地域統合の発展」、吾郷孝志人類愛善会モンゴル駐在が『日本の世界連邦運動と世界の流れ』、エンヘ・チメデュスツレンモンゴルエスペラント会副会長が『世界のエスペラント運動の歴史』のテーマでスピーチした。
 会場は、ウランバートルから12時間の道のりを駆けつけたモンゴル軍軍楽隊の演奏や、同隊員らの歌声もにぎやかに、夜遅くまで喜びと祝賀ムードにわいた。

村民代表会議で宣言採択
 翌9日午前10時、村の全有権者の約90%にあたる1、147人から集まった請願署名に基づき、村民代表会議(村議会に相当)が世界連邦都市を宣言する決議を採択。これをダンザン村長が受理し、同村の宣言が発効した。
 これを受けて午後1時から、村役場前広場を会場に、記念碑「平和の塔」の除幕式と祝賀行事がにぎにぎしく執行された。
 初めにダンザン村長の開会宣言があり、前村長のダワ氏が「モンゴル国憲法を尊重して全人類の恒久平和と安寧を希求し、世界連邦建設の主旨に賛同し、地球上のすべての民族・人種と共に恒久平和実現の活動に貢献することを宣言する」との宣言文を朗読した。
 この後、記念碑を除幕。参集した村民らの大きな拍手が、緑の草原にこだました。
 この後、全員起立し国家斉唱の後、モンゴル仏教僧侶の読経。引き続き、人類愛善会モンゴルセンター役員により、植木光教世界連邦推進日本協議会会長・世界連邦運動協会会長、四方八洲男世界連邦宣言自治体全国協議会・日本国京都府綾部市長、出口紅人類愛善会五代総裁、松田行彦人類愛善会会長からの祝辞が朗読された。
 次いで、村民代表があいさつ。「〝世界は一つ、人類は一大家族〟との理想を実現する世界連邦運動に、グチンウス村を挙げて取り組めることを誇りに思います。同時に、この運動を通じて村が発展しますように」と述べた。

平和塔

大理石の記念碑にはモンゴル語、日本語、エスペラント、英語で第1号の宣言自治体であることが記されている。吾郷孝志人類愛善会モンゴル駐在員(左)とツェデンダンバ人類愛善会モンゴルセンター会長

笑顔が絶えない祝賀会
 続く祝賀会では、児童代表あいさつ、モンゴルセンター役員らによる記念碑への花束の献花が続き、村の高齢者や優良遊牧民、小学校図書室などに書籍類が贈呈された。さらに、都市宣言賛同者の福引きコーナーなど思いがけないプログラムも用意され、村民の笑顔がたえない祝賀会となった。
 また、都市宣言にあたっての地元功労者9人に対し、モンゴルセンター会員認証式も行なわれ、今後の人類愛善会活動への協力・支援を依頼した。
 祝賀会の最後を飾り、地元のモンゴル相撲力士や村民など30人以上が参加する相撲大会が行われ、伯仲する競技に参会者から応援の声や拍手が鳴り止まなかった。
 この後、小中学生を対象にした「バトンリレー徒競技」も行われ、2キロ㍍離れた場所から5組のチームが一斉に駆け出し、モンゴルの大地にふさわしく、草原の夏風を身体いっぱいに受けながらのフィナーレとなった。
 今回の2日間にわたった、「世界連邦都市宣言モンゴル第1号自治体祝賀行事」は、グチンウス村にとっては何十年ぶりかの意義ある大きな行事だったが、見渡すかぎりの緑の草原をバックに、終止、和気あいあいとした家族的な雰囲気の中、老若男女が共に集い、世界平和実現に向かって前進することを誓い合った。それは、モンゴル国だけでなく、世界にとっても特筆すべき歴史的2日間となった。
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