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モンゴルが死刑執行を停止

凶悪犯には30年の禁固刑

モンゴル国のエルベグドルジ大統領は今年1月14日、駐モンゴル各国大使と国際機関の代表も集った通常国会で、「死刑は廃止すべきである」と演説。その模様は国際ニュースとして世界に伝えられた。
 地元の新聞報道によると、同大統領が死刑廃止の理由について説明した翌15日から、モンゴル国は死刑の執行を停止。凶悪犯には30年の禁固刑を科すことになった。
 実は、モンゴル国では1953年から1954年にかけ、死刑が廃止されたことがあった。ところが、その翌年からは反対に、より厳しい法律が施行され、詐欺や交通事故にも死刑が適用されていたようだ。
 統計によると、1965年から2005年の間に、裁判所は806人に死刑判決を下しているが、90年に刑法が改正され、故意の殺人など以外に、死刑は適用されなくなった。
 エルベグドルジ大統領は「死刑の廃止は、犯罪者を許すという意味ではない」と強調しているが、2009年度にモンゴルでは死刑は一度も執行されていない。
 明年、「モンゴル独立100周年」の記念すべき年を迎えるにあたり、国営モンツァメ通信社は「モンゴル国が死刑執行停止国の一員となったことを、国民も喜んでいる」と報じている。 (報告・吾郷孝志モンゴル駐在) 

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