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北海道で『あしわけ大本歌祭』

チベット・中国・モンゴルの若者たちも参加

平和の詩歌をささげて交流

和歌を神前に献じて世の平安を祈る「大本歌祭」が、8月23日、「聖師ご来道80周年記念慶祝・あしわけ大本歌祭」として、大本北海本苑(北海道富良野市)で執行された。

あしわけ大本歌祭

この歌祭には、出口紅人類愛善会総裁(大本教主)の献歌『芦別山(あしわけ)の雪消(ゆきげ)は湧きて尽くるなく すがしき北海本苑(みその)に歌まつりなる』『聖師様(きみ)ひらきまして八十年(やそとせ)迎ふ秋(とき) 北の大地はいよよ栄ゆる』ほか、国内外の会員・信徒から1941首の歌が献じられた。

また、日本に留学中・滞在中のチベット、中国、モンゴルの青年たち4人が招かれ、特別献詠歌としてそれぞれの母語で平和を願う詩歌をささげた。

アジアの若者「あしわけ大本歌祭」に参加したアジアの青年たち。左から、金さん、 トプジョルさん、ギャジンさん、トゥメンウルジーさん

チベット人留学生のテムジン・トプジョルさん(桐蔭横浜大学)、同じくテムジン・ギャジンさん(同大学)、中国人留学生の金敬雲さん(中央大学)、モンゴル人のバテルデネ・トゥメンウルジーさん(モンゴル文化教育大学)の4人で、民族衣装や和服姿で参拝。歌祭後に日本語であいさつし、一様に「感動した」「発音がすばらしかった」と感激した様子だった。

在日13年目の金さんは、「このような美しい場所で、私の祈りの歌を神様に届けることができ、とても感激しています。今後も平和への祈りを続けたいです」と述べた。

いまチベット問題に世界の目が注がれているが、留学生3人を案内した矢野裕巳NPO法人大本イスラエル・パレスチナ平和研究所主任研究員は、歌祭前夜に3人が同室で宿泊し、親睦を深め合ったことなどを紹介。「3人が共通して、日本文化に関心があるからこそ仲良くなれた」と語った。

4人の特別献詠歌は次の通り(日本語訳)。

テムジン・トプジョル/チベット人留学生(来日3年)・桐蔭横浜大学
『世界の平和は 自分のためだけではなく 他者のために心をくばり 広く考えれば 大きな結果を得られる』

テムジン・ギャジン/チベット人留学生(来日3年)・桐蔭横浜大学
『宇宙の中央にそびえる山は 確固不動にしてゆるぎないものである 太陽と月はこの山を中心に回るであろう 忠実に、道をはずれることなく 忠実に、道をはずれることなく』(ダライ・ラマ6世の歌から)

金 敬雲/中国人留学生(来日12年)・中央大学
『天地間は人情と知性で満たされている 海風、雫風が歓びをもって虹をもたらす 光から生まれた命の華(虹)を 響き眺める(望郷の意味) 雫と星雲が天河へ一つになって流れる 平和なる円を祈り唱い舞う』

バテルデネ・トゥメンウルジー/モンゴル出身(モンゴル文化教育大学)
 『心の底から平和への願いを モンゴル人として
あしわけの地でお祈りします』

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