国内ニュース

モンゴル児童支援チャリティコンサート

神戸、姫路でも開催

地元のエスペランチストとも懇談

7月27日から人類愛善会モンゴルセンター会員のフレルバータル・トヤさん(18歳)が来日し、各地でモンゴル児童支援チャリティコンサートを開催している。トヤさんはモンゴル国立音楽舞踏学校ピアノ学科の学生。2007年にアメリカのサンホセ市で開催され、19カ国から130人が参加した「国際ロシア音楽ピアノコンクール」(中・高校生の部)で最優秀者の7人の中の1人に選ばれた。

また、2009年3月にパリで開催され、10カ国から68人が参加した「第13回ミロシュ・マギン国際ピアノコンクール」(高校生の部)では3位に入賞。同年12月に「モンゴル音楽文化賞」を受賞している。同コンクールは、ポーランドで生まれフランスで活躍した「20世紀のショパン」と称される国際的なピアニストのミロシュ・マギン(1929〜1999)をたたえて1985年から開催されている。

フレルバータル・トヤさん
(神戸芸術センターショパンホールにて)
トヤ

トヤさんは現在、モンゴルを代表する国際的なピアニストを目指し、日々研鑽を重ねている。そのトヤさんと一緒に来日したのがマンダフ・アユルザナさん(21歳)である。アユルザナさんも人類愛善会モンゴルセンターの会員で、現在モンゴル国立大学モンゴル言語文化学部モンゴル日本研究科3回生。今春同大学で開催された「第5回日本語スピーチコンテスト」(2〜4回生の15人が参加)で、ウランバートル市内のゲル地区と他の地区

マンダフ・アユルザナさん(トヤさんの演奏曲を日本語で紹介)
アユラ

を比較して、水道水の使用量が30〜45倍も増えている事実を指摘しながら、“節水”の大切さを訴えて優勝。将来、「日本とモンゴルの架け橋」となるような仕事に就きたいと希望している。今回はピアノコンサートにおける司会運営補佐としてトヤさんと一緒に来日した。なお、2人ともエスペランチストでもある。

モンゴル児童支援チャリティコンサートは7月28日(水)に亀岡、8月1日(日)京都、4日(水)には、大阪市西成区の大阪フィルハーモニー会館で行われていた。その後、9日(月)には神戸芸術センターショパンホールで、10日(火)には姫路文学館で開催された。

神戸芸術センターショパンホールには約100人が来場。平岡五城人類愛善会神戸協議会長の挨拶の後、トヤさんがエスペラントで挨拶。その後アユルザナさんが、トヤさんが弾く演奏曲を日本語で紹介。トヤさんの演奏(第一部)後には、「スズキ・メソードピアノ教室で学ぶ」子供たち9人の演奏もあり、歓迎ムードが漂った。休憩後、第二部の演奏が行われ、トヤさんの大迫力のピアノ演奏を来場者は堪能。最後に花束の贈呈が行われ終幕した。なお、人類愛善会の会員ではない方が、来場者数の約6割を占めていた。

トヤさんによる演奏曲は、フレデリック・ショパンの名曲「華麗なる大円舞曲 変ホ長調作品18」や「スケルツォ第2番 変ロ短調作品31」、モーツアルト、ミロシュ・マギンといった音楽家の曲の他、モンゴルに縁の深いB.シャラヴの「心の曲」やモンゴル民謡など、計6曲であった。

10日の姫路文学館で開催されたチャリティコンサートにも約100人が来場。塩谷誠人類愛善会はりま協議会事務局長の挨拶で開会。上記6曲を演奏した。この日は、開会の折にインドの人類愛善会マイソール分会から来日中の人類愛善会会員2人が紹介された他、休憩時間中に「子供たちの未来」というタイトルのスライドショーが行われ、モンゴルの子供たちの写真が上映された。また、コンサート後には、トヤさん、アユラさん、インドの会員を囲んで地元はりまエスペラント会のメンバーとの懇談の場が設けられた。

2人はその他の様々なプログラムをこなし、17日(火)に帰国。離日を惜しみつつも再来日を約して日本を旅立った。

姫路でのチャリティコンサート後には地元のエスペランチストと懇談
懇談

 

ページトップへ
Copy Right: Jinruiaizen Shinbun